へヴィーズのブルースでもありカントリーでもあり、
フォークでもありソウルでもある。
と思う。

 ところで、ある日タイラがこう言った。
「レザボアドッグスのあの曲のCD貸してくれへん?」

「スティーラーズホイールの事?
スタック・イン・ザ・ミドル・ウィズ・ユー?」
 お気に入りの一つだ。
タランティーノの選球眼には一目置かざるを得ない。

「せやせや、それや。」

これは、タイラ自身がこの曲の構想を練り始めた頃、
形にする鍵を探してのやりとりだったのだと後から知った。

後は早かった。
タイラのパターンのヤツや。

「諦めと継続、または甘受と抵抗」

タイラ曲の持つこんなトコロを、オレは、

“けだるさと軽快さを併せ持ち”
“飄々としながらもどこか荒涼とした色彩をもって伝えたい”

なんて意識で、ひたすらサノヴァの鋭いハット&リムショットから注意を逸らさない様に作業を重ねていきました。

Steelers Wheel による #Stuck in the middle with you のヒットから約20年。
Sheryl Crow は #All I wanna do をヒットさせた。

月日は流れ続ける。

さらに17年後。

#Are You On The Road again?
/SAME OLD HEAVYZ

我々にとっても久々のブランニュー。
こんなのも良いのではないかと。

オマケ。
A蔵の初録音参加(ハンドクラップ)あり。
タイラのハンドクラップアレンジセンスにも注目されたし。

さぁ、Let's down load !