オーティス・レディング
Sitting On The Dock Of The Bay

クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル
Have You Ever Seen The Rain

共にあの時代です。

ヒッピーだのサイケだのフラワーだのの、その裏側、
または隣にそっとあったもの。
僕としては、あの時代と強烈に結び付いていて、
切なく愛おしい曲たちです。

オーティスはRCサクセションから教わった。
オーティスのレコードはすべて御茶ノ水のディスクユニオンで買った。
アルバムでは、ドックオブザベイ、ジイモータルが大好きだ。
初めて映像でオーティスを観た時、
その肩幅のデカさに笑った。
たぶん、
オーティスからソウルミュージック、R&B、ファンク等を意識的に聞き出したはずだ。
この曲ドックオブザベイも、RCがスウィートソウルミュージックで取り上げていて初めて知った。
高校生の時だ。
今改めて聞くと、当時20代そこそこのオーティスがそんな詞を書いていたのだと、はっとする。
今47歳の僕にとてもフィットする詞だ。

CCR、
若い頃、"君の歌声はジョンフォガティーの様だ"と何人かから言われた。
ふーん、高いキーでガナッて歌うからかなー、なんて思ってた。
トラヴェリンバンドの替え歌で書いた詞から、初めて自分で納得のいくオリジナルの曲が書けた。
彼らのあの乾いた感じの音が大好きだった。
でもベスト一枚でいいや、なんて感じだった。
僕はCCRとザバンドを聴けば、アメリカの音楽の半分がわかる、と今でも思っている。
最近のソロでのジョンフォガティーもTVで観たけれど、とてもいいんだ。
これが。
この曲はヴェトナム戦争云々で語られる事が多いらしいし、その類の映画のサントラにもよく登場するらしい。

僕はちょっと違うアプローチをしてみました。
ベースのフレーズがこの曲を繋げるきっかけになりました。
でも出来上がりは、それだけではない感じになったと思っています。
こんな曲を自分でも書いてみたい、そう久々に思わされたセッションになりました。


ところでキミは雨を見たかい？

ドックオブザベイに座って波の行き来を見た事があるかい？