〜’78年に発表された彼等の3rdアルバム
“Heaven Tonight”の冒頭を飾る曲。
たしかチープトリックはこのアルバムを引っ提げて初来日を果たしたんじゃなかったっけか。
そして武道館での演奏を収録した“At Budokan”が生まれたのよね。

当時たしか大阪公演もあって、僕もチケット欲しさに早起きして大阪のウドーだったかソーゴーだったかに並びに赴いたんだが、あまりの女子の多さにたじろいでしまって結局並びもせずに尻尾を巻いて帰宅した事をよく覚えています。中2か3の時だった。

僕にとっては1枚目が最高で、2枚目もそれに負けない位好きなのだけれど、この3枚目はどちらかと言うとそうでもないという地味な位置を占めている、がしかしこのサレンダーだけは別格、別枠、別腹である。
チープトリックベストソング大会では大本命の1位候補でしょう。
彼らはエアロスミスと同じ様にオリジナルメンバーのトムくんが抜けてた間はけっこー不遇でした。
またもや僕はエアロ同様、地味にレコードを買い続けていました。すんげーイイのもあるのよ、ワンオンワンとかネクストポジションプリーズとか。くっだらねーのもあったけど、ドクターとか。
トムくんが出戻って華々しく売れたアルバムは全然チープトリックらしい作品じゃなかったけれど、彼等の帰還は素直に嬉しかった。
その後、これだ!っつー作品に出会えてないのは残念だけれど、大好きなロックバンドです。
他に、LPではオールシュックアップ、シングルっつーかサントラもので“Good Times,Bad Times”をお薦めします。

ある日ヨコヤが練習に唐突に持って来たサレンダーの
コード譜と歌詞。
んじゃやってみっかーなんつって、
演ったら、
お!ええんでないの!っつー感じで制作されたのがこれです。
曲が持つパワーがそうさせたのでしょう、
すぐ演奏は出来上がったのだが、
サノヴァの腹が痛くなったり、
オレがクソ仕事で欠席したりで、
思いの外時間が掛ってしまいました。

そんな思いも歌詞で吐露しつつ、
KISSのレコードの件をフィーチャーし損ねた事は、
あ、ちと残念ではあります。

ヘヴィーズのサレンダー、
おりゃーっと、是非!
ダウンロード、無料だし!他の曲もそうだし!

by タイラ