'76年発表、彼等の4枚目のアルバム
”ROCKS”の2曲目。
僕は中学の時、ビートルズを知り、その次にツェッペリンとエアロを知りました。
それがこの”ROCKS”というアルバムでした。
当時、どんな感想を持ったかは覚えていませんが、バックインザサドルの不気味なイントロと凄さ、たぶん初めて聴いたファンクとしてのラストチャイルドは今も僕のエアロベスト5には必ず入って来ます。

その後、高校の時に組んだバンドでエアロの曲を数多く演りましたが、”ROCKS”の曲は演れませんでした。
演れる気がしなかった。
だってゴイスーなんですもの。

彼等は今も現役でぶっ飛ばしています。
すげーです、すげー!
でもナイトインザラッツまでの彼等、ジョーペリーやブラッドウィットフォードが離れていた時期の彼等に思い入れがある分、今の成功は凄く嬉しいのだけれど、多く聴くのはやっぱりロックスとかトーイズインジアティックだったり。
いろんな時期のエアロを聴くと、’70年代以降のロックを取り巻く次代の変遷を、やっぱなんとなく感じてしまいます。でもやっぱこの先も、エアロをオレはずっと聴き続ける事に決めています。

でしょ。

因みにこの曲は、ヨコヤが演ろうと言い出して、サノヴァビッチもオレも”おうおう、ええやんけー”と同調して、この作品が出来ました。
ヨコヤもなかなか見る目があるわい。
ねぇ。

ヘヴィーズのラストチャイルド、お楽しみください!

文:タイラ