目が覚めたら隣には彼女がいて それがさも当たり前な様子で 僕の為にコーヒーを淹れる 僕の為に灰皿を寄こす 見知らぬガキが足元でじゃれつく
僕より老いた人達が笑ってる オマエは何処から来たのかって?
それは当り前だって言うのかって?
Decade , Decade
彼女は彼女で不安だらけで 今日を過ごすアイディアも何もない
昨日は何処で何をしてたっけ? 思い出して銀行に預けなきゃ
Decay Decade
目が覚めたらもう彼女は見当たらない
それがさも当たり前な様子で 僕は僕のコーヒーを淹れる
寝ぼけた眼で灰皿を探す