谷内氏お勧めの

卵の緒/瀬尾まいこ

借りて読んだ。これは良い。秀逸。HITでした。登場するどの人物にも共感同化できてしまう。

コレは谷内さんに借りなければ自分で気付いて買うことなかったろうな。

長いこと一緒にやってるから感覚が似てくるのか、共通項があるから長いこと一緒にやってるのか解らんが、谷内’Sレコメンドの小説は大体ガツっと食える。

その谷内さんお勧めのロードムービー「ハリーとトント」が、11/10深夜(11/11 0:40)NHKBS2で放送される。コレ、オレも今度初めて見るんだけど、この時点でお勧めしときます。
| - | 10:27 PM | comments (5) | trackback (0)

ライヴ盤

ここ2ヶ月位、ボクん家ではライヴ盤が流行っております。そういう時期あるでしょ?

いわゆるライヴ名盤シリーズ的なローテーションですが中でも、
BBC In Concert 1972-3/BadFinger
Live In Concert (1971)/JamesGang
Live bootleg/AeroSmith
辺りを多く聴いていて、今更ながらムムウ、などと思っています。

ところで、来年の3月、知り合いの付き合いでAC/DCの来日ライヴに行く事となりました。
正直、付き合いじゃなきゃ、大枚はたくよりBSなんかに期待するトコですが、行くとなると、楽しみだ、そりゃ。AC/DCはどースか、皆さん。

で、へヴィーズですが、新曲含めて3〜4曲の録音作業に入っています。

&風邪ッぴきの皆さんは早めに治し(り)ます様、お祈りしときます。
| - | 07:53 PM | comments (7) | trackback (0)

僕は自分で勝手に映画期に入ると映画ばかりを観て過ごす。活字からはとんと遠ざかってしまう。逆に小説を読みたい時には小説ばかりとなる。ついこの前、久しぶりの小説期に入った。

こうなると電車で小説、帰って小説、飲んで小説、朝起きてちょっと小説と、こういう具合だ。どうしてこういつも極端でバランスを欠くのか、自分で自分に辟易とするが、これはもう性分だからと、全く反省しない事にしている。

今回のきっかけは今週末9月5日(土)の千里丘HASHイベントだ。
(HASH HASH GUMBO♪ → http://hash199853.blog47.fc2.com/blog-entry-1486.html)。
東海道新幹線・車中の往復6時間、ちょうど良い感じの長編小説を読もうと思ったのが始まりなのだ。

本屋に向かう道すがら、東野圭吾の何かにしよう、と思いついた。僕にとっては、興味をそそられない作家なのだが、ここまでウケている、その、何というか内訳を知りたい。その意味で一冊やっつけておこうと。本屋に着いて文庫コーナーへ。ほらね、東野啓吾とか石田衣良、井坂幸太郎がずばばばばばっと並んでいる。やっぱやーめた。またいつかでいいや。オレはきっと東野&石田は読まないのだろう。

とりあえず数冊買って帰り、クライマーズハイ/横山秀朗(テレビで映画やっていたから)から読み始めた。するとかなり活字に飢えていた事に気付く。普段あまり読まないハードボイルドなものや、近年の直木賞モノ、「40ヤモメのオレが読んでどうなの?」と思う江國香織までとにかく貪っている。2週間で既に10冊を超えた。

こういう時はいつも、質感の違う小説を混ぜこぜにして読むのだけれど、だいたい間に挟まるのが時代小説、市井もの。短編と長編を平行して読むこともある。最近気に入った市井ものは、アンソロジー形式の「親不孝長屋」「世話焼き長屋」「たそがれ長屋」という全3巻シリーズだ。これはナカナカだ。新潮文庫だ。近年出版されたものでは無いのだけれど、収録作家は池波正太郎、山本周五郎、平岩弓枝、北原亞依子、山本一力、宮部みゆき...といった具合。おお、お得。藤沢周平の「橋ものがたり」もステキなアンソロジーだった。

9月5日の演奏方針はほぼ固まったので、一昨日から「風に舞い上がるビニールシート/森絵都」と「銀しゃり/山本一力」を平行して読んでいる。「銀しゃり」。なんてステキな。そんなワケで新幹線車中は「銀しゃり」のクライマックスになりそうだ。このクライマックスに乗っかって良い演奏が出来ればいいなぁ。
| - | 11:42 PM | comments (7) | trackback (0)

ランニング ダウン ア ドリーム

というのは、トムペティの曲のタイトル。

一昨年、トムペティ&ザハートブレイカーズがデビュー30周年というんで制作・公開されたドキュメンタリー映画のタイトルにもなった。僕は相変わらずこのバンドの大ファンだ。毎度どうも。だけど好きで飽きないんだからしょうがない。

70年代後半でさえ同時体験できなかったロックに対し、遡っていくしかない世代である僕にとって、初期より20年以上、同時進行で追いかけることの出来た「リアルロックバンド」は少ない。もっとも、このバンドだって77年のデビューから知っていたワケではないが(オレ8歳)、遡る過去はちょっとで済んだ。すぐ追いつけた。追いついた途端ボブディランのバックバンドとなり、びっくりした。ツアーを観られなかったのは今でも悔やまれる。その後も、いちいち、いろいろ、びっくりした。60年代70年代のロックの感じを、常に表現出来る、し続けることが許される、ほとんど唯一の現役バンドといっても言い過ぎでは無いんじゃ無いかしら。

話は戻って、このドキュメンタリーは劇場公開後には、すぐにDVD化された。アメリカでは「ベストバイ」というチェーンの専売で、セット内容はDVD3枚+CD1枚といもの。DVD×2が映画本編、DVD×1が地元でのライヴ、CDが映画本編で挿入された元の音源というもの。



日本盤はどう転がっても出版されそうにないので、どうしたモンかと思っていたのだが、これがリージョンフリーだという事、日本では「ビーケーワン」というオンライン書店が在庫を持っている事が判ったので遅まきながら入手。メンバーは南部(フロリダ州ゲインズビル)出身、きっと喋るのはゆっくりだろう。字幕無しでも大体雰囲気は判るだろう。と。

うううむ。面白かった。

ジョニーデップ、エディベダーにデイヴグロウルを初め、スティーヴィーニックス、ジョージハリスンのコメントも微笑ましく、デニー・コーデル、ジミーアイオヴィン、デイヴスチュワート、ジェフリン、リックルービンという歴代のプロデューサーのキャラクターとバンドの関係がリアルでよい。

ペティがマッギンのソロに参加した時の、スタジオブースでの映像もよい。
マッギンにレコード会社側が曲をあてがった様で、スタッフに、マッギンではなくぺティが文句つける。
「なんだこれ?CMソングかっつうんだよ、これ..“Turn turn turn”でも狙ってんじゃねぇの、全くだめ。認めません。解ってる?この人はメチャクチャ凄い人なんだぞ!?」 

こんなのがバンバン出てくるから途中で止められないんだけど、とにかく田舎からデモテープをワゴンに積んでLAに出て行く頃から、数々のレコーディング風景やライブ、トラベリングウィルベリーズ時代のものまで、プライヴェート映像が満載だ。

前身バンドであるマッドクラッチを含めた歴代メンバーも漏れなく登場、ペティの娘まで出て来るのだから、コアなファンでも満腹になるであろう事必至。オレ、消化しきれなかった感があるもの。

しかし、ハートブレーカーズの周辺はみんなバカみたいにお人好しなんだろう。そんなにミンナがミンナの事を好き好き言っているのを聞かされたら、呆れるのを通り越して、観ているこっちもいつの間にか同化してしまう。スースキスースキスーだ。

国内でもちゃんと字幕つけて露出すれば、マニアでなくとも、それなりに支持を得られるに違いないと思う(ファン心理を差っ引いたトコロで素直にそう思う)。勿体ない。何度でもしつこく言うが勿体ない。

万が一、興味がある方が偶然これをご覧になっていたらと思い付け加えますが、Amazonで売っている2pc版なるものは、ドキュメンタリーのみをパックにしたヨーロッパ盤でリージョン1らしいので注意が必要です。


1987年、ディラン&ザハートブレイカーズツアー中の楽屋。
下北あたりの居酒屋での打ち上げではない。
ジェフリンとジョージハリスンがトムの誕生日に花を持って行ったらしい。
この辺りの交友がウィルベリーズの素地となる。


先週、風邪菌が胃腸に来て上へ下への大騒ぎだった。
病み上がりに、たまたまBack in Blackをよく聴いていたんだが、回復が早まった気がする。今週はAC/DC強化週間とする。

オマケ↓。音が良い。もえる。
http://www.youtube.com/watch?v=k816dPQyPAM
| - | 10:56 PM | comments (4) | trackback (0)

ホテルカリフォルニア

以前書いたBS-TBSの番組「Song to Soul」の再放送を観た話。前半はまぁまぁだったけど、中盤から一人盛り上がっちゃった。尚この回では、最近のドンフェルダー、ランディマイズナー、プロデューサー兼エンジニアのビルシムジクのインタビューが軸となっていた。シムジクが直接語る製作現場は「へぇ」モンだった。フェルダーの凄さについて最低限説明できていた。マイズナーのショットには敬意があった。かな?


で。
知っている人も多いと思うが、94年の再結成の大成功後「Eagles.ltd」を主催、立ち上げたドンヘンリーとグレンフライは、その後フェルダーを解雇している。

===以下、引用===

訴えによるとFelderは、Eaglesの大部分の曲を書いている2人を権威の乱用と不正解雇で非難し、彼がバンドに在籍していたときのEagles Ltd.による印税、ツアー収入、商品収入を含むすべての処置に対する釈明と会社側の精算を求めている。
尚、訴訟では次のような声明が出されている。「各メンバーがEagles Ltd.の3分の1を所有しているにもかかわらず、HenleyとFreyは一貫してFelderを従属的に扱い、彼の権利を完全に無視した」

==========

日本の番組でブッキング可能だったのが前途の3人だった、であろうコトは想像に難くない。制作側にも何の意図・主張も無いハズ(もちろん番組で、その話題に触れるワケはない。趣旨からも外れるし)。こういった話は、ビックネームには珍しくないし、当然、当事者にしか解らない事。コッチとしても何か強い主張や、まして、どちらかに対し怒りの感情があるワケじゃない。ただ、酒呑みながら今の彼らの話を聞いていると、そりゃ自然といろいろ考えちゃうのも事実。観終わった後、制作側は裏テーマとして言いたい事があったのでは、と勘ぐってしまった。ちっ、オレこの番組にまんまとハマってるな。

ところで今のイーグルスは実質「ドンヘンリー&グレンフライwithジョーウォルシュ+ティモシーBシュミット」という形態だそうだ。ああ、ウォルシュって、ウォルシュなんだよなぁ。

ジョーウォルシュが大好きです。特に演奏映像を見るたび、ジョーウォルシュへの憧憬は募る一方であります。ドンフェルダーとの演奏シーンは過去何回観てもヤラれますね。マジカルですね。
| - | 08:59 PM | comments (4) | trackback (0)

ザーァガザッ

ブッカーT&ザMGズの、去年だか一昨年、ニューヨークにあるB.B.キングブルースクラブで演ったライヴが楽しかった。この後ブルーノート東京での公演があったので、多分プロモーションを兼ねて日本人クルーが作った番組(「MusicAir(スカパー)」ch)の録画。カズオさんから借りて観ました。

構成としてはBBキングブルースクラブという店(ロケーションや料理など)の紹介を枕に、この日の演奏と「ブッカーT&ザ・MGズをめぐる7つのキーワード」という簡素なドキュメンタリー?を織り交ぜながら、という進行。

演奏面では、クロッパーが自らリクエストした曲つなぎのドラムをすっ飛ばしてギター弾いちゃったり、ダックダンが(多分酔っ払って)ヨレてたり、とこれはこれでリアル&楽しい映像で、なんつーか、観ながらニヤニヤニヤニヤしてしまった。ブッカーTはいつも大人で、正確で、とにかくクール。ま、MGズがMGズの曲を演奏する映像はあまり見られないので、それだけでも充分OKなんですが。(YOU TUBE では当時のGREENONIONSの演奏があります。アルジャクスン!好きな人はどうぞ。)

オレがMGズを好きになったのは、まずブッカーT&ザ・MGズそのものからでした(モッズきっかけでも、スタックスのハウスバンドだから、ということでもなかったという意味)。中2の頃、良く聴いてたあるFM番組のエンディングテーマとして流れていた「Time is Tight」という曲がもう大好きで大好きで。向かい風の中を力強く進んで行く感じ。続いてグリーンオニオンズ、オーティス、モッズカルチャー、でまたスタックス。今思えばMGズから「レーベル」「ハウスバンド」という「事実」を教わり、同時にその土地を意識するようになったんだよな。その後ナッシュビルやマッスルショールズとういう事について知り。アメリカの「南部」とか「中西部」「西部」「東部」とかいうことが、キラキラしたキーワードとなっていった。大げさに言えば「ソウル」「ブルース」「カントリー」「ファンク」「フォーク」等のジャンルを表す言葉とはまた別の羅針盤になったのよね。勿論両者はある意味「同義」だと、後に知るワケだけれど、子供のオレにとっては大発見だった。例えば20歳くらいまで何となく手繰っていたロックのうち、アメリカンなものならば、レオンラッセルや、オールマンや、ドクタージョンや、JJケイルや、ミーターズや、リトルフィートや、ザバーズや、レイナードや、イーグルスや、ライクーダーや、ドゥービーや、スタッフや、ジョンハイアットや・・・・終わりたく無いけど終えないと困るので省略・・・ザバンドやトムぺティやなんかは、そういう扉の向こうにあったんだと思う。あれ?MGズとの出会いって、オレにとってこんなに重要な出来事だったのね。やっと気付いた。MGズさん、今頃になってすみません。本当にありがとう。当時のFM番組ありがとう。カズオさんありがとう。

中坊の頃過ごした田舎ではMGズのレコードなんかドコ探しても無くて、ラジオでMGズやスタックスの特集があるのを見つけてはテープにダビングして自己編集してました。

因みに番組での「ブッカーT&ザ・MGズをめぐる7つのキーワード」は、

1 STAX RECORDS(レーベルの紹介)
2 GREEN ONIONS(単独デビューアルバムについて) 
3 NEIGHBORHOOD(スタジオのロケーションと当時の風景)
4 SOUTHERN FRIED CHICKEN(ソウルフードとは)
5 OTIS REDDING(オーティス!)
6 LORRAINE MOTEL(キングJr.牧師暗殺事件の背景)
7 THE BLUES BROTHERS(ブルースブラザーズ!)

と、ある年代以上(ブルーノート東京に気軽に行けるような?)向けのお手軽な内容でしたが。
そういえば「モッズ」については、2「GREEN ONIONS」のところでも触れていなかったな。

ところで5〜6年ほど前、忌野さんが「クロッパーさんの魅力はどんなところですか?」という問いかけに、「・・・こう、ギターが、ザーァガザッっていう・・」と答えてらっしゃいました。

これ、おこがましい様ですけれども、中2の頃からオレが友達に話していたクロッパーをあらわす擬音と全く同じでとても嬉しかった。たまたまの偶然だけど。ザーァガザッ! 
| - | 03:30 PM | comments (9) | trackback (0)

流行り

1、ウスターソース

何の前触れも無くウスターソースの流行りがやってきまして、毎晩、何しろウスターを食いたくて酒のあてを選んでおります。もはや自分がレバカツ状態です。
もともと何でも「醤油でゴー」という育ちで、10代までは吉牛にも醤油オンしてたくらい、ソースにそんなに注目した記憶もなく、中でもウスターソースを自分で買ったことなど一回も無し。それが、こんなにもウスターソースに惹かれる日々が訪れるなんて。恋ってこんな風に始まるものなのかしら?皆さんちのソースはウスターですか、中濃・とんかつですか。関西関東はあんまり関係なさそうに思うけど、どうなんだろ。


2、一味唐辛子

唐辛子は年がら年中好きだけど、近所で「一味」と「七味フィーチャリングゆず」を1本70円売りしてたので、2本まとめ買いし、10:0から0:10まで好きに振ってます。地味に楽しい。ウスターのコショウ的スパイシーの対抗馬としてバッチリです。


3、へヴィーズインカヴァーズ

誓ってナルシスト感からではなく、時々へヴィーズのカヴァー「アキレスラストスタンド」〜「エイトマイルズハイ」までを、通して聴くのが楽しいス。手前ミソになっちゃぁイカンのですが、なかなかイイんです。つのも、元々どれも名曲、自分達で選って演っている位なので、馴染みの深いものばかり。そのせいか「カヴァーアルバム」をかけているというより、どこか「お気に入りのラジオ(局)」を聴いている雰囲気に近くなります。「チャンネルへヴィーズ」といったトコロか。皆さんには、元曲と並べて聴きタイラ詩に想いを馳せて頂くのもイイかもしんない。これからの季節、ドライブや行楽のお供に是非どうぞ。なんと夏休み前には、DJサノヴァによるトークを追加収録した限定企画盤が出るとか出ないとか(「Same Old Heavyz/Live at SBS・サノヴァビッチショー(仮)」)。 スネークマンショーもいいな!

最近カヴァー曲への反応が薄いのでちょっと心配していますが、我々は早くも次作に取り掛かってます。まだタイトルは言えないけれど。どうぞ宜しく。
| - | 02:29 PM | comments (3) | trackback (0)

野口焼き(&フリーバード)

最初に断っておきますが、野口焼きとフリーバードとは何ら関係ありません。

下北沢に縁がある人なら誰もが知っている鉄板焼&おでんの店「せっちゃん」

ここの傑作メニュー「野口焼き」

昨夜、久々にHEAVYZ揃ってコレを食いに行こうってんで、ま、行ったわけです。

ところで、その席でHP管理をしてくれているA蔵氏がこう言ってました。

「引越は終わったんだけど、木曜日までネットが繋がんないのよね。」

そんな訳なのでHEAVYZ次回作「フリーバード」、あと、もうちょっとだけお待ち下さい。

お馴染み、非合法ジャケット制作も鋭意進行中とのことですので、どうかお楽しみに。
| - | 11:21 AM | comments (4) | trackback (0)

知らんかった

気づかなかった。

一昨日、23時過ぎに家に着いて
最初の一口を飲んだところで着電。

遅い時間には珍しいタイラカズオさんから。

「今、ガースハドソン(ザ・バンド)がTVに出てるで」

連絡への礼もソコソコにBS−TBSに合わせたら、
何やらガースが話してる、話してる。

「Song to soul」 というタイトルで、
毎回、ある一曲をテーマに掲げた1時間番組らしい。
ぜんぜん知らんかった。気付かなかった。

ザ・バンドの1回を観た限りでは、オレが今まで聞いた事ない
エピソードや、ごく最近のインタビューなんかも含まれていて、
いやはやなんとも、なかなかの良質な番組だと思いました。
焼き直しや、安易なつぎはぎの番組じゃなく、ちゃんと作ってあった。

早速調べてみた過去のラインナップをココにのせておきます。
知らなかった人は一度チェックしてみて下さい。

BS-TBS Song to Soul

#33 「ザ・ウェイト」ザ・バンド
#32 「スモーク・オン・ザ・ウォーター」ディープ・パープル
#31 「カリフォルニア・シャワー」渡辺貞夫
#30 「ウィル・ユー・ダンス」ジャニス・イアン
#29 「ハートブレイク・ホテル」エルヴィス・プレスリー
#28 「ダンシング・クイーン」ABBA
#27 「ダニー・ボーイ」
#26 「ノー・ウーマン・ノー・クライ」ボブ・マーリィ
#25 「ホワイト・クリスマス」ビング・クロスビー
#24 「ハートに火をつけて」ドアーズ
#23 「オーバー・ザ・レインボー」ジュディ・ガーランド/イズラエル・カマカヴィヴォオレ
#22 「グッド・ヴァイブレーション」ビーチ・ボーイズ
#21 「素顔のままで」ビリー・ジョエル
#20 「ラ・ヴィ・アン・ローズ」エディット・ピアフ
#19 「アイム・ノット・イン・ラブ」10cc
#18 「やさしく歌って」ロバータ・フラック
#17 「イエスタデイ・ワンス・モア」カーペンターズ
#16 「サー・デューク」スティービー・ワンダー
#15 「ボヘミアン・ラプソディ」クイーン
#14 「風に吹かれて」ボブ・ディラン
#13 「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」ローリング・ストーンズ
#12 「ラ・バンバ」ロス・ロボス
#11 「ホワッツ・ゴーイング・オン」マーヴィン・ゲイ
#10 「花〜すべての人の心に花を〜」喜納昌吉とチャンプルーズ
#9 「孤独のメッセージ」ポリス
#8 「ホテル・カリフォルニア」イーグルス
#7 「アイドルを探せ」シルヴィ・バルタン
#6 「我が心のジョージア」レイ・チャールズ
#5 「天国への階段」レッド・ツェッペリン
#4 「結婚しようよ」吉田拓郎
#3 「サウンド・オブ・サイレンス」サイモン&ガーファンクル
#2 「イッツ・トゥー・レイト」キャロル・キング
#1 「青い影」プロコル・ハルム

カズオさんには今度会った時、改めて礼を言おう。
| - | 08:16 PM | comments (7) | trackback (0)

映画

たまにだが映画館に観に行く。

チケットショップに行くと、ほとんどのタイトルの前売り券を売っているので、思い立った時に出かけて行っても1000円〜1300円くらいで見られる。
という事を友達に教わってから、気が乗っている時は映画のハシゴもする。

で、この前の休日はハシゴした。

一本目は、公開前から興味津々だった「グラントリノ」。


大満足。ご納得のご満悦。


オレはDVDになったらまた観ます。

ヘタに感想を述べるのは野暮っちいので止めるが、その代わり、どこぞの紹介記事風に書いてみる。

観る前に読んでも大丈夫。

*******************

かつてデトロイトの住宅街は、コワルスキ(クリントイーストウッド)のような自動車組立工や、アメリカ自動車産業関係の富裕層の街であった。しかし産業構造が変わり、今ではアジアやメキシコ系の貧困層が流入、治安も悪化。

映画はコワルスキ夫人の葬式から始まり、オールドスクールな人種差別者である白人住人は、もはやコワルスキのみ。息子はTOYOTAのセールスマンとしてまた別の街に家族と暮らす。

息子の家族にも疎ましがられるコワルスキは朝鮮戦争で何人もの敵兵を殺した復員兵であり、その十字架を背負い続けている。今、心の拠り所は所有するフォードグラントリノ。

グラントリノは、ダーティハリー時代のアメ車=アメリカのパワーの象徴。
コワルスキにとって、強きアメリカ男の魂。

かつて自分が組んだそれを完璧に磨き、眺め、一人ビール&ビーフジャーキーで過ごし、自分の領域を侵す隣人はSpook(ロイクー)、Gook(イエロー)と追い払う。

隣にアジア人一家が越して来て憤懣やるかたない彼は、気に入らない事がある度にグルルルルと唸る。

その隣人の内気な息子が、夜中グラントリノを盗もうとガレージに忍び込む。
気付いたコワルスキはライフルをとる。

この出来事が、彼の残りの人生(アメリカの未来の象徴?)において、非常に重要な選択を強いられる事件に繋がっていく・・・・その時、己の過去・現在を未来へどう繋げていくか、コワルスキは考え抜かなければならない。

*******************

でかくて重たいテーマを軽妙に描いてます。劇場でも結構笑い声が湧き上がってました。クリントイーストウッド、ゴイスーです。間違いない1本だと思います。

ちなみにもう一本はスラムドッグ・ミリオネアでした。単純にオモロかった。ナマステ。
| - | 01:51 PM | comments (6) | trackback (0)
PageTop |  | BEFORE>>

NEW ENTRIES

RECENT COMMENTS

RECENT TRACKBACK

SEARCH

CALENDAR

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
<<  2024年03月  >>

ARCHIVES

LINK

PROFILE

OTHER

POWERED BY

BLOGN(ぶろぐん)