2007,11,21, Wednesday
RickenBacker

いやいや幕末やライヴやイザコザなんぞにカマけてたら2週間以上も間が開いてしまった。
上の画像、リッケンバッカーのギターをトム・ぺティが抱えているポスターです。アタクシが20年近く前に買った625/12TPっつ型番のギターにオマケでついていました。自分にとっては結構な宝モノだったのに行方知れず。ギターはまだ手元にあります。
トムぺティー・アンド・ザ・ハートブレーカーズ(以下TP&HB)のメンバーにマイクキャンベルという人がおります。トムぺティとマイクキャンベルは、よく互いのギターを持ち寄って演奏をするのですが、アタクシと来たら、それがもうこのバンドの大好きなところの一つなワケでして。
このギターはトムぺティー・シグネイチャーとして限定発売されたものですが、ベースとなっているモデルはマイクキャンベルが所有し今でもよく使っている60年代製の625/12みたいです。
アタクシは当時リッケンバッカーの12弦ギターがとっても欲しくて、本気で購入覚悟を決めた頃には、ジョージハリスンやロジャーマッギンが使っていた様な箱型のモデルではなく、マイクが使っている様な一枚板のヤツを探していました。TP&HBのビデオ(CDも同名)「PackUp the Plantation Live!」でのマイクの演奏が素敵すぎたのだもの。耳目釘付け。
バーズの「So You Want to be a Rock'n'Roll Star」のカバーで、原曲のサックスソロを12弦ギターソロに代えて演っているのですが、これが原曲を鮮やかに超越する黄金の60'sフレイバー。もちろん原曲も大好きですけど。
「リッケン12弦と言えば!」のジョージハリスンで有名なモデル360/12は、そりゃ今でも憧れなんですが、当時知り合いの所有者から「デカイしすぐ壊れるわよー」と言われテンションが下がったのもあって「やっぱ一枚板だぜ」と一人で決め付けていました。が、購入に賛成者もいませんでした。余計に決心が固まりました。
なのに一枚板の12弦は、当時現行モデルには無かったんです。大体リッケン自体下火だったので、品揃えの多い店も少なかったし。ましてやヴィンテージなんてどうやって入手したらいいのかも分からない。もちろん見つけても買えるワケがない。
(次回に続けてもいい?いい。わりーね。)
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