Ricken 2

望んでいたタイプが見つからぬうちに、だんだんとリッケン入手欲が冷めていったのですが、そのほぼ1年後、熱がぶり返す事に。

その頃トムぺティのソロ「FullMoonFever」がリリースと同時にヒットし、例の12弦モデルが、ジャケット内側の写真やバーズのカヴァー曲「I'll Feel a Whole Lot Better」などで抜群の存在感を呈していました。程なくしてRickenBacker社からTPモデルとして発売される事になったのですが、この機会を逃しては、もう手に入れる気にはならないだろうと思い、すぐに探しはじめました。

当時、高円寺の裏手にRickenBacker専門店があるのを見つけ、早速入ってみると一本ちゃあんと置いてある。少しだけ触らせてもらい即決。ガラクタ集めて売った金で頭金捻出。

入手以来、バンドではなかなか使う機会がない楽器ですが、家では宅録してみたり、その気になってビートルズやバーズを弾いたりして、独り悦に入ってました。いやん恥ずかしい。その後へヴィーズでは録音の時に何度か使ってます。個人趣味だしまるで。いわゆるワンアンドオンリーの、とても良い楽器だと思っています。お気に入りです。

ところで日本でも有数のリッケンマニアで、カントリーロック方面に造詣の深いライター/ミュージシャンである白井英一郎さんという方がいます。つい最近知った事なのですが、このギターは白井さんがRic社に特注したモデルだったそうです(たまたまRic社を訪れたトムペティがこのモデルを気に入り、TPモデルとして1000本作られることになった)また白井さんは十数年前タイラカズオの詩曲を絶賛しておられた事もあるそうです。

なんとなく話が繋がったというコトで、いつかへヴィーズのライヴで使ってやろうと、チャンスをうかがっているのであります。



リッケンを買った僕と当時の彼女
| - | 08:05 PM | comments (638) | trackback (32)
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